熱中症なり


        

       お帽子に線香花火の花つけた  ゑぽむ


nokkokisugeさんが素敵な和紙の線香花火のお花の部分を
送って下さった  ベリーショートなので髪飾りには出来ない
そうだ! 帽子につけた 涼しげで嬉しくて
女も初老になっても花はつけたい  ありがたいありがたい
nikkokisugeさん ありがとうございました。



        

       草座布団カンカン照りに誰だった  ゑぽむ



はなはだ暑い昨日だったが自覚がなかった
朝の出がけから変だったのだ
汗がぼたぼたおちて そういう体質ではないのに気付かない
買い物が済んで休まず歩いていると
頭の中がクラっとした 体が傾いているわけではない
自分ではないように汗がポタリポタリと落ちる
拭うということ 持っているポカリを飲むということに
なぜか思い至らない


家の隣の公園のベンチにどさりと座ると
水道管工事の方が「暑い?」と声掛けしてきた
たいてい工事の休憩の方は話しかけたりしないから
私はよほどヘンに見えたのだろう


帰宅すると なぜか次郎が私の部屋にエアコンをかけていた
「お母さん休みなさい」という意味か?・・・
横になって少し眠ると 足が痛い 両足首がつっている
痛くてたまらない


そこでやっと気が付いた 私は熱中症になっている
水を飲んでスイカを食べて 「こわいなあ」と思った
こうして脳が指示せずに脱水になっていくのだ
実感した


私は大丈夫!は通用しない年齢になったということ
そして暑さは尋常ではないということ


お年寄りなら倒れてしまう 
あぁ こういうことか


帰宅した夫が私とほぼ同じ症状になったと言った
金曜日だから疲れたのかなあ オレ倒れるのかなあ・・・・
お水を飲んで ベンチでしばらく休んだら良くなったという
「年寄りはいちころね」 紙一重である
お互いに気をつけようと 珍しく意見が合った


頑張るのもたいがいにしないと命が危うい


早く大好きな秋よ来い恋  待ちわびている秋

   「小さい秋中ほどの秋見つけたい  ゑぽむ」








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