声挙げよ


        

      ふいにさし出されて嬉し葉のよじれ  ゑぽむ


柿の実を枝ごと頂いた 二度目  最初はすぐに食べてしまった


甘柿のほの甘さ 種の多い事 市場に出回らない庭の柿


また頂いた 葉っぱのよじれが「どうもすいません」と言っているようだ


この純朴さにうたれる





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福島にも柿が実っているだろう りんごの木の枝もたわわに生っている


私は不安でたまらない


桃の時期に 大船の仲店商店街で 一箱500円で出ていた桃


おそらくただで引き取ってきたのだろう


それをなんと箱入りでたった500円


もしや農家には裏工作で金が支払われているのではないか


米然り・・・魚然り・・・大きな声で怒らないのはなぜか?


怒っている声を人を映さないのではないか


情報規制をしているのは明らかだ


税金を使って人々の口に蓋をしようとしている


収穫したもの 漁に出られない それらを隠してはいないが


柔らかな口調の人だけを選んで画面にだしている


消費税8パーセント それらは 国民のために使われるのではない


単にお上の無駄遣いの穴埋めにされるのだ


いったいどうしたことだ


「便乗値上げ」などということに目を逸らそうとあざといマスコミ


そうではない 「きちんと正当に使え」と言いたい


国も東電もマスコミも(一丸)となって騙す算段だ


用心が肝要   戦争の前の空気、気配とはこういうものだったのか







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