2013-10-05 秋の花香りてさみし空たかく 花 短歌 写真俳句もどき 金木犀の流るる道をそぞろゆく ゑぽむ 民さんは野菊のようなひとなんだ ゑぽむ 思うことがうまく伝えられないことがある どれほど言葉をつくしても汲めないこともある それはそれで致し方ない 季節はそんな人間の瑣末なことなぞ通り抜けて 秋の香りを漂わせ 美しくさやかな景色を見せてくれる 十月は「寒露の滴」の降る月だ 高い山々は紅葉が美しく彩られる 「もみ散らす寒露のしずくふりわけて京友禅の色のあざやか」ゑ 若いころの短歌だ 懸命だこと ・