猫の平安


        

      みけさんが半眼訥々くつろげり   ゑぽむ


高村薫さんの「半眼訥納」(はんがんとつとつ)というエッセイがあった
この言葉を使いたかったが 自分には無い
しかしてこの「みけ」にはあるのだ
実によく私に尽してくれる
哀しい思いでいれば傍に来て 手や顔を舐めてくれる
どうして解るのだろう・・・
その元となった夫の発言に 何も言わずに席を立ち
静かに移動するだけなのに ついて来る
夫は「按配」が悪かろう
「猫の気持が判るのよ!」ではなく「猫が気持ちを判るのよ」である
みけよ あからさまにしてくれると困惑するが
なんと心強い味方であろうか






              =^_^=