ひとりとは友達であり花である


        

      ぽつねんと場違い心よくわかる   ゑぽむ



        

       学校は協調性のいないない   ゑぽむ



今の言葉で言えば「浮いている」子供でした
自分ながらに困惑しつつ がまんしいしい学校に行っていました
「ここじゃないなぁ」「どこかな」「いつかなぁ」・・・
そりゃあ 大人になったらそれなりの振りをすることは出来ました
でも ず〜っと違和感ばかりの中で暮らしていました
「私だけじゃないんだ!」それは発見でした
しかし だからといって孤独が孤独でなくなったわけではなく
いわゆる寂寥感や畏れに苛まれていました
でも淋しくはなかったのです
私は私が大好きでしたから 私の中の私とうまくやっていました
っと思いきや なんと「私の中の私」は「私」の最強の敵でした
やっつけるわけにはいかないのです
だってそれは消滅を意味しますから
長い長い苦悩の末に「折り合い」をつけました
何十年にもわたる話し合いと取っ組み合いは「独り相撲」だった
でも 私は学びました
知らないより知っている方がマシだ
生まれた甲斐があったというものだと
これからは「自分」を恐れずに過ごせるのだと安心です
若くはないけれど「若さ」にはない知恵を得た
夥しい読書は「答えさがし」でした
なんと他力本願だったことでしょう
自力本願を旨とせねば 今更気付いたのです
物事に遅いということはないでしょう





               ✿