キンモクセイの回覧板


  キンモクセイの香りて礼のあの方の理詰めのリズムよぎりうれしも


静かな季節の交代時期 大きな芙蓉が咲きながらキンモクセイは香っている
もの悲しい香りである こぼれ散り地面を染める花を見る時も近い


「独り歩こう会」の開催 小さな柿も色づいている
朝顔の種の頂戴時 これは花盗人には該当しないと判断身勝手
廃屋の庭や野原を前に佇めば なにやらゆかし・・・という想い


花子とアン」が終わって さあ始まりだ
「人生 無駄な事なんてひとつもねえだよ」と お父が言った グッドモーニング


さあ 明るい朝がくる





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