JR湘南新宿ライン

 東京には何度も行きましたが 湘南新宿ラインに乗ったのは初めてです
 あっという間に 新宿に着きました
 改札を出て目的地に行くまでの遠いこと 駅ビルの屋根の下を
 25分も歩いて やっと外 やっと空が見えました
 夫と一緒でなかったら家に戻ることすら出来ず
 「私は何処 私は誰?」という状態になったやもしれません。
 たまのお上りさんは やはりホームが一本か二本くらいのところで
 おとなしく歩きまわっているのが妥当でしょうと実感



        

        配達は満身創痍の往復便   ゑぽむ



        

       守られし天使のベンチみーつけた  ゑぽむ



 どこにでもある風景か? いいえ東京だけでしょう
 ガラガラと崩壊する画を想像してしまいました 怖い
 

 でも こんなベンチもみつけました
 人はすわることが出来ないようにロープが張られお花まで・・・
 触れることさえためらわれ ただ見つめました



 どうか 安らいだ心をもとめている方達にこのベンチを


「さあ おかけなさい どうしたの 話してごらんなさい いいのよ
 いつか声がでるようになってからでいいの 手振りでもわかるわ
 目を見つめるだけでもちゃんと心が通じあえますよ」


 話す機会をもらえるのは幸せなことです
 解るわからないに関わらず 知ってもらうことができます
 耳を傾けてもらえることは「無視」とは正反対のことですから
 


 都会の幸福を見つつ しばし思いにふけったのでした






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