あ行から始まっての読書

私の本棚は作家の名前順 あいうえお かきくけこ・・・


次郎が興味を示して読み始めてしばし


以前は暗い重い傾向の本を読んでいたのが 気持ちに変化が出たようです


あ・浅田次郎さん 「プリズンホテル」から始まって何冊も


葦原すなおさん「青春デンデケデケデケ」には「笑っちゃったよ」


今は か・川上弘美さんにはまっています 「この人のはいいねぇ」


「神様」の中の(夏休み)「可愛い!」と


母親をなぞる読書は太郎が早熟で やや困惑したのでしたが


けっこうな年齢になってから(心のリハビリ)として良いのだなっと


本に感謝の心持でいます


物語の中にひたるということ それは学びであり救いです


多くの書物に向き合うことで自分以外の人の感情に(仮に)接触できる


人とのコミュニケーションの苦手さが緩和されるかもしれないと


ちょっと希望をもってしまいます


本に埋没していた私が言うのは変だけれど 確かに効用はあるのです


大勢の友達ができなくとも 一人か二人の心通じる友ができたらいいな


そんな望みを抱きます 若いのだからゆっくりいこう


私が過去の自分を見守るような でもちゃんと距離を保って生きたい


次郎 あなたの精神を蝕み続けた音からは遠ざかろうね


お母さんは お父さんと二人で初めて心一つにして護るよ 


か き く け こ  さ し す せ そ  た ち つ て と







               ✿WA✿