この頃の読書


        


        


 柚月裕子さんの「臨床心理・上下」を2年ほど前に読んで
 もっとこの作家の本を読みたかった
 素晴らしい筆致で頭脳明晰で あっという間の3冊であった
 秋霜烈日のバッチの意味を想いつつ
 人の心の澱をかき混ぜ浮き上がらせるという仕事の憂さを
 どのように漉し日常を過ごしているのかと同情をしてしまった
 生きるとはしかし このようなものだ。


「絶望の裁判所」はhateheiさんが以前にお読みになり
 アップされていたので興味深く やっと遅ればせながら読みつつある
 法曹界という特殊なところで繰り広げられる
白い巨塔)並みのそこに行くことになったら・・・・・。


 魯迅津軽から仙台、郡山と私には身近な地に住み
 瞠目すべき思想をもつ偉人だ
 高校生くらいに出会っていたら人生が変わっていたかもしれない
 まぁ それは無いにしても佐高信氏の著書は昔から好きであったし
 たまにテレビでお顔を見ると嬉しくなる。





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