包装紙の美しい事モダンなこと

はらはらと散るぬる蓮の白いかを ゑぽむ 美しい包装紙もて老舗とな ゑぽむ なんてきれいな包装紙でしょう モダンです 色が斬新です シワを伸ばして保存しました これに包んで誰かにとっておきのプレゼントをしたいな あぁ 中身はゼリーでした そう 一味美味…

運ということ

OCNの不正アクセスがあったということは知っていたが それは私などには無縁なこだろうとスルーしていた しかし毎日この表示が出る じゃまあ・・・と クリックしてアドレスとパスワードを入れて見たところが 「申し訳ないのですがあなた様は該当しますPW…

花と蝶と

紋白の白きわだちて蝶なりぬ ゑぽむ ランタナは可愛い顔してやるんだよ ゑぽむ ♪可愛い顔してあの子わりとやるもんだねと〜 言われ続けたあの頃生きるのが辛かった〜♪ こんな歌が流行った時があった 可愛い二人が歌ってたっけ ランタナという花は実に可憐な…

花の共演

待ちまちて咲きし夜半なりひそやかに ゑぽむ カラスウリと月見草と花ゼラニウム 三姉妹のようです この日を待っていました 咲く時間が合ってほんのひと時のこと 何も言いますまい 独りなる白蓮にあふ嬉しさよ ゑぽむ 鎌倉成福寺の白蓮 今年は強い日差しにや…

嬉しくも懐かしくあり日毎かな

赤ちゃんの君子蘭をば賜った ゑぽむ お顔も知らぬご近所さんはお優しいのです 過日、小芝さんからは 花ゼラニウムをいただきました タケノコの時期には籠いっぱいのタケノコに袋をそえて 「どうぞお持ち下さい」とあり アジサイの時期にはバケツいっぱいに …

花の不思議

憧れの花を手に置く喜びよ ゑぽむ カラスウリを摘んできて8日経った まだまだ蕾があって毎夕咲く こんなに不思議な美しい花を一人占めにして嬉しいったらない! みんなにポストカードにして送っている そう 誰も知らない夜に咲く花の事を 星の花呼びとめる…

太宰治との出会い

冨士には月見草がよく似合う これは太宰治の「冨嶽百景」のなかに書かれている文章だ 小学校5年くらいの時に姉に買ってもらったのが太宰治との出会い 少々早熟だったかもしれぬが 亡母が月見草が好きだったので 身近に感じて読むことができた 母は月見草を…

カラスウリその後

屈みこみかいなに抱く緑々 ゑぽむ 頂きます香り抱いて花と帰途 ゑぽむ ♡ 7月14日に摘んできたカラスウリは毎晩咲きつづけています なんと夢幻的な花でしょう 夜そっと咲いていた ひと目会いたいと思っていた花に毎夕咲き始めから夜の開花まで 別世界の景…

夏の花

今週のお題「2013 日本の夏」 カラスウリの花 線路沿いのフェンスにいっぱい巻きついていた葉っぱ 以前なら知らずに通り過ぎたはず 花を気にかけるようになって解った! あっカラスウリだ! 50センチほどいただいて帰り「咲いてね 見たいのよ」と活けた カ…

梅雨を歩けば

水の精のしとねとなりて滴りぬ ゑぽむ おお蛇がと見れば木の根がしゅるりとな ゑぽむ 雨なりきのうぜんかづら陽代わりに ゑぽむ 傘に強く音のする雨であった 今朝もずいぶん降っている 風もある 「風まじり 雨降る夜の雨まじり・・・すべもなく・・・」貧窮…

鎌倉 円覚寺にて

独りなの声をかけてはならぬよな ゑぽむ あぢさいの幕がしずかに閉じていく ゑぽむ おまけ画像 不思議な日傘 どこで売っているのかしら しばらく円覚寺にお参りしていなかったので いつものように裏山からゴメンナサイと訪ねていった 紫陽花はやや色を失いか…

天上の青

きのこって不思議な生物? 菌で繁殖するのだから何に属するのでしょう まあ それはともかくおいしくいただいているのですから それ以外は「おっ!キノコじゃないの」と声掛けして撮るのです。 左上にセトモノの欠片が落ちていて「天上の青」の色ねと思ったも…

薄翅蜉蝣

ウスバカゲロウ アリジゴクの成虫 どうしてこんな変化をするのか おおきなイモムシが華麗な蝶になるような風でもなく ごく地味だけれど 地の底から這い出してこの透けた翅をもつまでを 想像すると不思議な感覚を持つ 2.3週間の命だという フウセンカズラ…

鎌倉 おんめさま

インドはまゆう ここ3日ほど気落ちしていて疲れていて億劫で・・・また奴がやってきたのだ こんな時にはおんめさまと細い道を歩いた 雨は優しく木々や花々を濡らし 静かだ うつむいて半化粧なるハニカミヤ ゑぽむ よよと倒る姿もよろし風鈴草 ゑぽむ 隠れい…

蓬ヶ原の・・・

ここは花屋さんだった 更地になって草茫々 蓬ヶ原だ 左下の赤い花 インパチェンスかサンパチェンスか咲いているのが健気 ふいに「よもぎがはらの人の骨」という七五が浮かんだ 誰の句だったのか 上の五が思い出せない PCでそれとなく検索しても出て来ない …

ささやかな楽しみ

姫雲南葛と はてなの双葉何の種なのか忘れた 双葉っていいな 希望だ どんな姿に成長するか そっとテイカカズラを摘んできた 白い液がイチヂクを取った時のように ぽっちり出たから触れぬように持ち帰った ヒメツルソバの葉は時にこんな鮮やかな深い赤になる …

俳句もどき散策また

もののけの悪銭まみれ醜悪して ゑぽむ 確かほら薬のような名だったね ゑぽむ (アブチロン)でした! そろそろテイカカズラが咲く頃と探したら去年よりも高い所にあった しかも真っ白な時が過ぎてクリーム色・・・ 実は「テイカヒジリ」とインプットされてい…

シスターの微笑

列の前でシスターが花の切手を選んでいた あぁこの紫陽花も5枚いただこうかしら・・・ 細身の老齢の方 薄いグレーのかぶりものと御髪の色が同じだ 用事を済ませて自動ドアを出る時に 「傘をお忘れのお客様!」と声がする 前を行くシスターはバックしか持っ…

「什の掟」

「ならぬことはならぬものです」 これ娘戦時下である夢中かな ゑぽむ 捨て置かれ途方に暮れるかかと在り ゑぽむ いつもいつも思ってたサルビアの花が ゑぽむ 陰になり日向になりてコバの母 ゑぽむ 「什の掟」は教えずとも常識だと思っていた こんなに行儀の…

野の花を摘む

サルビア タツナミソウ ヒメツルソバ オギザリス 昔の薬瓶をネックレスにして 小さな盆栽気取りのモミジ 花の終わった野スミレ 別にケチンボなのではない 一年草に飽きたのだ 植え替えるのは面倒だし 派手でいけない 秋に何の種か解らないものを集めておく …

ココシャネルに出会う!

小さい小判草が出てきた 小銭を摘んで! カッコいいとそうでないのないのがツーショット ゑぽむ これはほんとに電車の盗撮にて罰せられるかもしれないが あまりな行儀の悪さにあきれて撮った 寝てるんである 立ってスマホのブーツの姿よし オニオンのなんて…

春爛漫を歩くと上履きに出会う

ネギ坊主コロリ昼寝の畦温し ゑぽむ 艶肌の我に羨しき陽の中に ゑぽむ (ともしき) 兄妹白き上履き陽がサンサン ゑぽむ 三枚目「羨し」は「ともし」あるいは「とぼし」と読みます 「羨ましい」とは「自分に足りない」という意味であり 読みは古語です 日本…

いいものみっけ!

ボクがどっかに忘れてきちゃった長クツにママがお花を挿しちゃった フリージアが可愛い おクツはもっと可愛い そいいえば 片っぽだけで帰ってきたことが何度もあったっけ こうすれば良かったんだ 水仙だったかなあ ぐるりと結いあげるお宅もあるけれど こち…

銀の兜の夜

書の中に白日の下さらされて ゑぽむ 我が家の実情がそっくりに描かれていた 私たち夫婦と太郎と次郎と友人と・・・ 河童は母性と受け止めた その身そのものが凶器となった兄を遠つ国に送ろうとした弟を 背後から止めたのは私だ 父親は内なる激情をもってして…

雨降り

沈丁花のつぼみがふっくらとあかく・・・ 地鎮祭禰宜さま寒に待ちぼうけ ゑぽむ これはこれは行きも帰りもただ待ちぼうけの神主さんに 「済みませんね ほんとにお待たせして 車が混んでるんでしょうか」と お身内らしい方の声が なんとも可笑しかったので つ…

山茶花

はら散りし花の花びら赤明し ゑぽむ 木戸である春なる鳥と梅が枝と ゑぽむ おまけ画像 お気に入りの古本屋さん 皆さんが帰りに一生懸命閉めようとするので 店主が書いて貼り付けたようだ でも 閉店の時はどうするのでしょ 心配なり ・

紅梅が咲いた

紅梅白梅がやっと咲き始めた 例年一月中には花開くのだから 今年はずいぶん寒いということなのだろう そうは感じないのだが 花はそれをキャッチして蕾で待っていたのかしらと思う パッと小さな明かりがいっぱい灯ったような感じがする 春が来たのだ そして …

草枯れて

帯の柄にご注目・・・髪の健やかさから見て三十代若い 同じバス停で降りたのだがこのような粋な女人がいたのか 後姿を失礼ながら無断で撮ってあとは足に風の早さで 追い抜いた 良き景色なり 草枯れ ナンシー・ウッド 金関寿夫訳 「今日は死ぬのにもってこい…

薔薇の出迎え

いつも花で迎えてくれる美容室のエントランス ショートカットは度々訪れねば気が済まない 耳に髪がかかると もう予約の電話を入れる わっと活けられた薔薇 百合や秋明菊が迎えてくれる 美容室のボスの美意識 彼は画家 今回はいつもは抽象画なのに 具象「猫」…

帰り花

柿のへただけが残って花のように見える これは「帰り花」と呼びたいような風景だ たとえば小春日和に咲いてしまった桜のような・・・ この木は男の子が三人いる家族の家の敷地にある 10年も経てば当然彼らは大人になって それぞれに居場所をみつけて 自立…