猫の平安

みけさんが半眼訥々くつろげり ゑぽむ 高村薫さんの「半眼訥納」(はんがんとつとつ)というエッセイがあった この言葉を使いたかったが 自分には無い しかしてこの「みけ」にはあるのだ 実によく私に尽してくれる 哀しい思いでいれば傍に来て 手や顔を舐め…

わたくしは猫である

社宅住まいで「猫」と一緒に暮らせなかったものだから 猫そっくりの(猫)を買って飼っていた それは猫の仲間になって 今こうして居る 仔猫の時は(猫)のそばに寄りそって眠っていたし じゃれついていたりもした ピピはまだ仔猫なもので こうして(猫)と「…

また俳句もどきももどき楽しけり

恥ずかしや寝顔はニャンと隠すべし ゑぽむ 電車で口を開けて寝ているお譲さん! うちのピピってお行儀良し! 見習って下さいね おばさんは平和もどきの日本を憂いているのよ 赤坂で摘みし原種か凛として ゑぽむ 過日東京見物しながら道端で摘んだ草花 直径2…

和やかに

鳩ぽっぽ猫とお喋り朝飯前 ゑ スズメ用のえさカゴにキジバトが来た まだ若い 巣立ったばかりのようで彼か彼女が居ないよう ピピなんかこわくないぞとゆっくりお食事 その間 スズメは遠慮している キジバトは可愛らしい顔をしている ピピはじ〜っと見ているば…

春のひとこま

そと恋し母さん猫は何処かと ゑぽむ ひらひらと車輪となりて春まわる ゑぽむ 美しき誤解ですのと華やいで ゑぽむ ピピは外を見たがる お母さんに会いたいのかなと思う ドアを開けるし「待て」と言えば餌をもらうのをお座りして待つ 利口な猫だ りぼん、コバ…

猫テレビを観る

山形県の最上川から分れたさけ川の一年をみた それは日本の四季をくっきりと映し出していて実に美しいのだった 「さけ川」とは「鮭」が産卵にのぼってくることからの命名だそうだ 思い起こせば山の中の「漁業組合」を子供会の催事で訪れたのが この川だった…

コバつれてふらふらふらとネコギャラリー

いっぱい保存してある画像をながめていたら 健康な元気なコバがいた とても気位が高くてきれいなレディだった 今日は連れて歩こうと手帳にはさんでいたら なんとネストというギャラリーで猫展の初日だ 小さな猫の版画が可愛らしく 猫型の蚊やりもあって それ…

はたまたの俳句もどきでござります

お梅また会えて嬉しいいちもんめ ゑぽむ お遊びはそこまでなのだ痴れ者め ゑ ついニャンを見かけると声をかけて近づく・・・・ この大御所は3メートル接近しかゆるしてくれなかった 威風堂々なり ははぁ。。。と引き下がった これやこの小さきお家のありてこ…

四年ぶり友と語らう事実をや

朝早く電話が鳴った もう4年も互いに疎遠の友からだった 何故か いろいろあったのだ 子供の成長 結婚 親の介護 見送り ただこう書けば何これだけのこと けれど各々の人生の史実であった そして やっと 心の余裕ができたのだ 暖かいね どっか行ってお茶しよ…

いつまでもたじろぐ事に出遭うこと

木の家の目に目が合ってたじろいだ ゑぽむ ローリングストーンかしら場違いね ゑぽむ 生後6ヶ月のピピ 来る前に名前を決めていたのだったが なんとニャーと鳴かない 「ピイピイ」と鳴く 小鳥のよう おまえ猫なのだからね でもピイピイ それがまた我が家にや…

水仙が咲きこれからが長い冬

陽あたりの良いベランダでプランターの水仙が咲いた 梅より先 梅のつぼみ 紅梅はうすく赤らみ 白梅は白さが透けている 猫コレクションの額 これは宝物 オランダのイヴォンヌ・ストラウスという人の若い時の作品 今は全くちがう前衛的なものを創っている 額は…

猫の気持

ピピが手術の時期が来てこういうふうになりました 血液検査の時はぶるぶるとぶるぶるとふるえて可哀想でした ピピは初めて家族になったノラちゃんです 猫の国にいったりぼんとみけはペットショップで出会ったスコテイッシュ コバは目も開かない時に太郎が拾…

さまざまに

びわの咲く今を今をと知り詫びを ゑぽむ びわの花が今の時期に咲くなんてちっともしりませんでしたnikkokisugeさんにお教えいただきありがたいことです次の日に実に地味なる花を愛でることができました 回収も改宗もまたむりな過去 ゑぽむ この上なく可愛ら…

痛い疲れるの巻き

星という名の眼鏡屋さんの15歳 ゑぽむ 道行く人がいちいち撫でるものだから煩そうにする星 「ボク触れられたくないの」と飼い主のメッセージがある それにしても猫好きにはたまらない 眼鏡屋さんのオバサンは無愛想だ・・・ ここで眼鏡を買わないもんね 4…

静かな猫達と黙っているアン

可愛く走り回ったり丸くなって眠る我が家の猫達 数え切れない猫達がいるのでちょっと紹介しておこうかな 古いお皿 七宝画 ちぎり絵 そしてアンとギルバート 赤毛のアンのファンは圧倒的に女性が多いだろうが この子の語り言葉は実に的を射ており胸のすく思い…

あれこれと見やればのこと記しおき

油気もなく青年のさまやある ゑぽむ こんな若い人をたまさか見かける 若いとは匂いがあるもの それが無い まるでお麩で作った人形のようだ 何を考えているのだろうどれほど見つめてもなにもキャッチできなかった 大風がシスターの御身サンタにす ゑぽむ シス…

発掘の続きとついでに猫

発掘の前のお清めの準備をしていました 禰宜様の上る階段 小鳥でも追っているのか二匹の目 ゑぽむ いやなのよ邪険にできないおみけ良し ゑぽむ お人よしとはよく言いますが猫の場合はなんと言うか・・・ 仕方がないので「おみけ良し」としました 勿論のこと…

みけ キキ ピピ

つらかった夜を忘れてしまおうね ゑぽむ トトロのねまっくろくろすけみたいだね ゑぽむ みけとピピ親子のようにこのように ゑぽむ 「幸せな猫達です ほんとうに」と しあわせねこの会の方が 仰って下さった うんと可愛がって 怖かったことを 忘れさせてやろ…

秋徒然

そうだわねぇそっと揺らめく心地よさ ゑぽむ 鮮やかな廃棄物なり訳ありか ゑぽむ ねぇみけ様そこにあたしも入っちゃだめ? ゑぽむ このカゴは私の手編みで動物病院に連れて行くときのケージ 次郎が自分のTシャツを敷いて出しておいてくれた 「あ・そうだっ…

ささやかな思い

ヒヨドリバナ キキ 右目が白濁 視力に問題なし 大姉様みけに服従の態のピピ 優しいみけ 世界中の幸不幸 日本にも同じく思いがけない災害という不幸がある たまたま こうして穏やかに暮らしていられることを 大いなるものに感謝しつつ心して暮らしていこう 私…

台風一過

紫の式部を散らし一過かな ゑぽむ 水草になって戸惑う憐れかな ゑぽむ 妹は嫌になっちゃうおせっかい ゑぽむ ・ 大きな台風一過となった 大島の惨状はなんとしたことだろう 私は遠い島のこととして見てしまっていることにおののく いつ何時 降りかかるかもし…

猫と暮らす喜び満ちる心して

これは私がつくったのではないけれど失礼ながら目が一本の線だった 可愛くしたくて目を描いた お人形のような猫になった オリジナルを作られた方 ごめんなさいm(__)m ごはんです無心というは我かもと ゑぽむ 二階には下宿猫ありみけ主 ゑぽむ 皆さんが足とめ…

鎌倉亀ヶ谷切通し

なんとも表現し難い夏がやっと過ぎて行ってくれた 久しぶりに切通しを歩こうかという気分にもなろうもの 夫の支度が遅い ふつうは妻が時間がかかるものではないか 5本指のハイソックスにふと思いついて悪戯描きをした 切通しにある地蔵尊 岩に彫られたお地…

キキの眠り

どこまでが猫か椅子かの境目で 絵ぽむ 捨てられて怯えてさまよっていた仔猫が安心しきって眠っている ペットショップから連れてきたみけとはまったく違う それは産まれおちるや遭遇した凄まじい恐怖と飢えであったろう 母猫は自身が生き伸びるために親切そう…

猫まみれ子育てのごと奔走す

姉さんは厠に行くの食事中 ゑぽむ 夢をみた なんと猫の腰のあたりにメモリースティックの口があった わあ これはなんて便利なんだろう 何を見てるかわかっちゃう!!! 嬉しいなあ どうして今まで気付かなかったかしら 目が覚めて真夜中に夫を起こしに行って…

キキの顔何思うやら猫心地

なでしこのうてなに鳴くはほととぎす ゑぽむ 月の輪の猫の何処をみゆるかな ゑぽむ やっと キキの顔が撮れました 真っ黒で目鼻も黒ですから なかなかアップできませんでした 可愛い顔をしているでしょう 猫親バカです!(^^)! もう安心していいのよ 大丈夫よ …

仲良しは美しいこと実篤さま

キキ&ピピ 仲良し 赤毛のアン萌える心をあらわせば エポム ・

詫びつつも分かち合いたいこの嫌さ

玄関に叩きのめした殺虫犯 ゑぽむ 洗濯物にでもくっついて入ってきてしまったのでしょうが運の尽き この虫も好きですが猫や私が刺されちゃ困る 大いに困る その直後!!!!!!!! 見たくないものを見つめることも事も手だ ゑぽむ トイレのドアをあけると …

徒然なるままに

そりゃそうよ日々振り回す刃物沙汰 ゑぽむ ほんのたまにもしくじって血をみることも無くなった まかないの手抜き達人なり それを感じさせないのが主婦たるもの! 江ノ電の発車音する喫茶店 ゑぽむ 小さな金管楽器かな バックがお洒落だ 若者よ謳歌せよ 青い…

猫じゃらしたわむれる仔に涙ぐみ

もう怖くないのよさあさ遊びましょ ゑぽむ 埃まみれのネズミの猫じゃらしを作り直した ミンクねキキもピピも大喜び 作り甲斐のあることよ 妹よここの母さん良さげだわ ゑぽむ 黒猫キキの頭の上に! 小さなピピを見つけて下さいシャーっと言わなくなりまして …